#2 「魔力」
リゼット「んー、説明が難しいですね」
ライカ「みんな、普通にある……から」
シャルク「あれ、リゼットにライカちゃん? 何してるんだい?」
リゼット「シャルク、良いところに! カモがネギ背負ってきました」
シャルク「えっやだ、俺って超都合いい男じゃん……それでなになに、魔力について話してると」
リゼット「はい、私よりアナタの方が詳しいかと思いまして」
シャルク「人並みだけどなぁ。魔力は……そうだな、血液は赤血球・白血球・血小板・血漿で出来てるだろう?」
リゼット「え? あ、はい」
ライカ「(リゼット、ぜったいわかってない……)」
シャルク「それに加えて体内を巡っている……魔術を使う者からしたら酸素みたいな存在かな。最大量に個人差があるけどね」
リゼット「はいっ、質問です! 魔力は自動で作られるものなのですか?」
シャルク「うーん、ざっくり言っちゃうと正解。食事なんかで摂取した栄養が体内で変換されて、魔力になるんだ」
ライカ「わかった……だから、ごはん食べると、元気が出る?」
シャルク「魔力が足りてない場合はそうなる。ライカちゃんはいっつもお漏らししてるからねー」
リゼット「セクハラですかセクハラですねもしもしポリスマン」
シャルク「う゛ぇっ、マッポは勘弁……的確な表現だよう、ドッカンバッコン大騒ぎ! な魔術を使わない限り不足しないしぃー」
シャルク「……Welcome to ようこそセレネキアパーク今日もザックリドスブシャうぁへへあははははふへっえへへへッ」
リゼット「えものは居てものけものは居ないってわけですかやかましい」
ライカ「ネタの、ながれ……? ……これは……憎悪によって……かれた……わたしの、たましいの……ラ・グロン」
シャルク「待って待ってライカちゃんそれいろいろとまずい! せめて! せめて細部を変えるんだ! まんまはまずいって!」
リゼット「コノチャバン・エテルネーーッル!」
~1ターン行動不能~
シャルク「よいこのみんなは危ないこと言わないようにしような! お兄さんとの約束だぜ!」